砂栽培について
現在日本における軟弱野菜の代表作であるレタスには大きく分けて4種類、その中でも最もポピュラーな品種が結球レタス(玉レタス)と呼ばれるものが有名でここ最近では非結球レタスと呼ばれるリーフレタスやサニーレタス・シーザーサラダのロメインレタスなどが有名です。
国内におけるレタスの一大産地で有名なのが長野県・茨城県・群馬県・兵庫県・長崎県・香川県となり、夏場は高冷地で生産が盛んになり、冬場は温暖な地域での栽培が盛んになり、年間を通して全国でリレー栽培を行っています。
このたび、農福連携「増井サンドファーム」では、「砂栽培」のメリットに注目致しました。砂栽培を行う最大のメリットは、連作障害が起きにくい事にあります。有機質に富んだ土壌では残留する肥料分や雑菌等の影響が大きく、連作障害が心配されていましたが、無機質な砂を使用することにより、この問題がほぼ解消されました。また、季節や天候に左右されず、作業者が365日、毎日『播種・収穫・定植・出荷』作業を行う事ができます。
ルーティンワークの4つの作業は利用者の得意分野を専属で担当したり毎日交代で作業を行う事も可能な為、各セクションごとの担当を決めるなどして作業者の意識を向上させるなど、挑戦しやすいと考えています。